セミナーを終えて思い出したもの。
あるパンフに書かれていた文である。
一部勝手に引用してみよう。
日本における文化は遠くには東方全域の文化の流れを受けるも、
その地理特性から四方全位を海に囲まれ列島弧の中で励起されて、
純粋化の帰点をとって簡潔なるものへ帰一される歴史を踏まえて発展してきたものであった。
逆に簡潔な様の内から諸々の因子抽き出し、
これを基に多様な結実を作り出すといった特異性のある文化形式をもっている。
このことは経済的繁栄を多種の応用展開によって
短時に成るさしせたまたこと実証しているのである。
日本文化の中で武道の持つ意味は極めて大きく、
武の一字は盾を源流として形成された概念であって、
盾の効果は鋭い突きに対してじっと忍んで耐え、
一気にこれを受け放つ能力を秘めていることである。
科学技術においても、その一端に接しただけで構成因子を抽出し、
実用化へと応用するといった日本武道の様式が、
まさに技術立国日本を形成したものと言える。
以上です。
当時は何故武道の様式が???
と言う疑問が残った。
今回のH氏のふと言った。
あげるはおろす
はやくはおそく
など、
彼が行った歩行・・・
武道の思考法
身体を細かく解析する眼
ああ、そうだったのか!
長く疑問に思っていたことが解けた気がしました。
(間違っているかも・・・。)